トルコ 東黒海の旅
- 2018.06.07 Thursday
- 13:37
JUGEMテーマ:手織り布
少し時間が経ってしまいましたが、店主は先月約一週間、トルコに仕入れの旅に行って来ました。実は、2年半ぶりのトルコ。最初は、さながら浦島太郎の気分でしたが、その間、国内景気があまり良くなかったせいか、以前のような急ピッチの変化はなく、ほっとしました。
今回は、イスタンブルに到着して直ぐに国内線に乗り継ぎ、黒海地方の東、トラブゾン(Trabzon)に。手織りの布を探すことから始まりました。
黒海地方は、高い山から海へと緑濃い高原が続いていて、地中海やエーゲ海沿いのリゾート地のイメージとは違って、日本人にはどことなく、馴染みのある風景です。
そして、5月は新茶の季節。紅茶の新芽を刈り取る作業があちこちで見られました。朝霧がたちこめる急斜面に茶畑があるので、農薬をほとんど使わずに育てているそうです。
TrabzonはKeşanという黒と白が特徴の綿織り物の産地。その発祥の地Çarşıbaşı(チャルシュバシュ)を訪ねました。
まずは、町のミュジアムで勉強。
見つけた=!市内から車を飛ばして小一時間。これは、機械織り。
色違いの5種類の糸で1300m(!)の布を織る。
機械織り担当Abdullhと企画・販売担当のFatihはいとこ同士。
ついに!達人Abdullh Bayと会うことができました。
上の写真のAbdullhのお父さん。村では女の人を含む5,6人の織り手が残っているそうです。
川を挟んだ向こう側の集落。スイスのアルプスを思い出しました。
周りは、カシューナッツ林。